■ ID
| 1394 |
■ 種類
| 学会発表 |
■ タイトル
| 飛行時間型エアロゾル質量分析計を用いた冬季埼玉県北部における微小粒子中の有機成分の化学的特性
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■ 著者
| 萩野浩之
(財)日本自動車研究所 森川多津子
(財)日本自動車研究所 長谷川就一
埼玉県環境科学国際センター 米持真一
埼玉県環境科学国際センター 熊谷貴美代
群馬県衛生環境研究所 山口直哉
群馬県衛生環境研究所 関口和彦
埼玉大学大学院 飯島明宏
高崎経済大学 速水洋
(財)電力中央研究所環境科学研究所
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■ 出版元
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■ 出版年
| 2011 |
■ 誌名・巻・号・年
| 第52回大気環境学会年会、平成23年9月14日 |
■ 抄録・要旨
| 大気微小粒子状物質中の主要な成分である有機物は、起源や生成過程、組成が複雑であるため、これらを解明することが低減対策に向けて不可欠となっている。そこで、高分解能飛行時間型エアロゾル質量分析計(HR-ToF-AMS)やその他のオンライン計測器を用いた高時間分解観測を、冬季に加須で実施した。炭化水素系の指標とされるm/z 57の1つであるC4H9+イオンは、黒色炭素(BC)やベンゼンと挙動がよく一致しており、燃焼起源の影響が示唆された。また、有機物とそれを構成する炭素の比(OM/OC比)を解析した結果、沿道環境と比べてやや酸化されているが、夏季の都市郊外と比べれば酸化されていないので、酸化態有機物の寄与は比較的小さいと考えられた。
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